2022.08.08注文住宅とは

ハウスメーカーの選び方とは?注文住宅でマイホームを建てる際のポイント

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ハウスメーカーの選び方

注文住宅を建てるにあたって最大の悩みどころ「ハウスメーカー選び」。ハウスメーカーにはそれぞれ得意とする分野や特色があるので、自身に合うハウスメーカーを選ぶことによって、満足度の高い家づくりができます。

今回は、ハウスメーカーを選ぶ際に押さえておきたいポイントについてご紹介します。

ハウスメーカー選びのポイントとは?

注文住宅を建てる際、住宅建築を請け負う会社としてハウスメーカーの他に「工務店」という選択肢もあります。両者にはどのような違いがあるのでしょうか。

ハウスメーカーとは、複数店舗を広いエリアで展開している住宅建設関連の企業を指します。規模が大きいため施工実績も多く、仕入れなどにおいてスケールメリットを持っていることが特長です。
一方で工務店は、地域密着型の住宅建設・建築を手掛ける企業を指します。工務店は、ハウスメーカーよりも特定のエリアのみに注力しています。
ここでは、知名度が高く安心感や安定性があるハウスメーカーの選び方を5つのポイントに絞ってご紹介します。

ハウスメーカーの選定ポイント1. 住宅の工法

住宅の安全性 ハウスメーカーを選ぶ際、そのメーカーがどのような工法を採用しているかは、建築費用や家の安全性に関わる重要なポイントです。各工法をご紹介します。

家の工法には何がある?

家の工法には大きく分けて、木造・鉄骨造・RC(鉄筋コンクリート)造があります。
新築戸建住宅は、国土交通省発表のデータからも分かる通り、80%以上を占める割合で木造住宅が広く普及しています。
※国土交通省 新築建築物に占める木造建築物の割合
https://www.mlit.go.jp/common/001404608.pdf

工法 主な特徴
木造 木造軸組 ・柱や梁などの軸で支える
・鉄骨・RC造よりも安価で、調湿性・断熱性に優れている
2×4(ツーバイフォー) ・壁や床などの面で支える
・耐震性や気密性に優れている
鉄骨造 軽量鉄骨 ・厚さ6㎜以下の鋼材を使用
・主に住宅や、コンビニなどが入居する小規模なテナントで使用
重量鉄骨 ・厚さ6㎜以上の鋼材を使用
・主に大きなマンションやビルなどで使用
RC(鉄筋コンクリート)造 ・鉄骨造より耐震、防音性、耐火性に優れている

木造は木造軸組と2×4(ツーバイフォー)に分かれており、日本の伝統的な工法である木造軸組は、柱や梁といった軸材を渡して骨組みを構成し、筋交いと呼ばれる斜めの木材で補強するのが特徴です。一方2×4(ツーバイフォー)工法は、断面サイズ2×4インチの角材で構成した枠組みにパネルを取り付けた面材を使って、壁・床・天井の6面を組み立てる工法です。
同じ木造住宅でも、柱や梁などの軸で支える木造軸組と、壁や床などの面で支える2×4と、構造体に大きな違いがあります。
鉄骨造は、鋼材の厚みで軽量鉄骨と重量鉄骨に区分されます。厚みによって重量や強度が変わるため、軽量鉄骨は住宅やテナントなどの小規模建築に、重量鉄骨は高層階の建物を建築する際に使用されます
RC造は、鉄骨で組んだ枠の中にコンクリートを流し込む工法です。鉄骨造よりも耐震性や防音性に優れ、耐火性にも優れています。

【ヤマダホームズ】木造軸組工法の商品例
・次世代型NEW BASIC
 長期優良住宅基準を最高等級で満たした注文住宅
 『ELFORT』(https://yamadahomes.jp/products/lineup/elfort/)
・完全自由設計で夢をカタチに
 シンプルなベースに、本当に欲しいものだけをプラスして創る
 コスパに優れたオンリーワンの住まい。
 『él-Felidia』(https://yamadahomes.jp/products/lineup/elfelidia/)

ハウスメーカーの選定ポイント2. 素材へのこだわり

注文住宅を建てる際、家族の健康を考えた素材の採用を検討する方も多いでしょう。特に、小さいお子さまや高齢者がいるご家庭の場合、シックハウスなどアレルギーの原因となり得る素材は避けたいところです。そのため、素材にこだわりたいという希望に対応できるかどうかもハウスメーカー選びで重要なポイントになります。

住宅建築に使用する建材には、建築基準法で定められた基準があります。

「F☆☆☆☆(エフフォースター)」は、シックハウスの原因となるホルムアルデヒドの放散量について定められた規格で、放散量の少ない製品ほど☆の数が多くなります。最高等級は☆4つ。☆3つまたは2つは規定の面積制限内であれば使用可能な製品を表します。☆1つは使用基準を満たさないため、建材として使うことはできません。

現在、大手建材メーカーが製造する建材の多くがF☆☆☆☆を満たすものですが、ランクの低い建材にはF☆☆☆、F☆☆が含まれる場合があります。検討しているハウスメーカーが使用している建材のランクについて、確認することをおすすめします。

無垢材やシラス壁など自然素材を使った家づくりは、健康を害する物質が少ないため、より安心して暮らせます。

壁材はもちろん、壁紙に使う接着剤、フローリングや壁に使用される塗料などにも注目し、自然素材を積極的に取り入れているハウスメーカーも多くあります。ただし、自然素材の中にはこまめなメンテナンスが必要であったり、扱いが難しいものもあります。経年変化も大きいので、施工時だけの印象で決めず、暮らし始めてからのことも考えて選定するようにしましょう。

ハウスメーカーの選定ポイント3. デザイン・設計力

photo by YAMADAHOMES

注文住宅を建てるなら、デザイン面でもこだわりたいもの。ハウスメーカーには、デザイン性においても得意分野があります。

デザインの傾向と自分の好みがマッチしていれば、よりスムーズに家づくりが進みます。

HPやカタログでデザイン性を確認

ハウスメーカーのHPでは、手軽にデザイン性を確認することができます。また、総合カタログ・商品カタログ・建築事例集などを無料で請求することも可能です。特に建築事例は、実際に建築したお客様の家が掲載されているため参考にしやすく、アイデアを取り入れることもできるかもしれません。ハウスメーカーが得意とするデザイン性を確認するには、HPや各種カタログをチェックしてみましょう。

ヤマダホームズの資料請求はコチラ
https://yamadahomes.jp/forms/catalog/

ハウスメーカーの選定ポイント4. 営業担当者

営業担当者が信頼できるかどうかも、ハウスメーカー選びにおいて重要なポイントです。第一印象や相性はもちろん、その方の能力までを見て総合的に判断することが大切です。

知識チェック

営業担当者がどれだけの知識を持っているかは、疑問に思ったことを何でも質問してみると自然と分かるでしょう。例えば、最新の制度や助成金、住宅ローンや資金計画についてきちんと分かりやすく教えてくれるかなど、住宅購入全般に関する情報を、営業担当者がどの程度知っているかはとても重要です。また、的確な答えをスピーディーに出してくれるのが理想ですが、即答できなくてもすぐに調べて連絡をくれる方なら信頼できる営業担当者と言えるでしょう。

ファイナンシャルプランナーや住宅ローンアドバイザーなどの資格を持っていると、より専門知識を活かした提案が期待できます。所有資格は名刺や名札に記載していることが多いため、相談する際の目安にしてください。

また、家づくりで関わるのは営業担当者だけではありません。提案力のある設計士や建築知識が豊富な現場監督、理解力の高いインテリアコーディネーターなど専門職者とのチーム体制で対応してくれるメーカーなら、クオリティの高い対応が期待できます。

提案力チェック

希望を何も伝えないと、一般的な提案からスタートせざる得ない可能性がありますので、希望条件はなるべくたくさん話しておくようにしましょう。事前に資金面の条件や叶えたい理想、現在の住まいに対する不満点などを書き出してから相談に行くことをお勧めします。

希望条件に対し、「できるか/できないか」を明確に伝えてくれるかどうかもチェックしたいポイント。できない場合は、その理由を納得できるように説明してくれる担当者であればより信頼できます。こちらの理想が実現できない場合、代替案を提案してアドバイスしてくれるかどうかも、その担当者の提案力が試される重要なポイントです。

人柄チェック

知識や提案力の他に、人柄も確認しておきましょう。メールや電話でのやり取りでは好印象でも、実際に会ってみたら話を全然聞いてくれなかったり、契約を迫るような対応をするケースもあります。知識や提案力はもちろん、身だしなみや振る舞いが苦手ではないかもとても大切なポイントです。提案が気に入っているのに担当者に不満がある場合は、担当者を変更してくれる会社もありますので、相談してみると良いでしょう。

ハウスメーカーの選定ポイント5. 保証・アフターメンテナンス

保証・アフターメンテナンス

建築後の保証・アフターメンテナンスもハウスメーカー選びの際に確認しておきたい点です。

何十年と住むことになるマイホームはいずれ、点検や修理、リフォームなどが必要となるため、アフターサービスが充実しているハウスメーカーを選びましょう。

アフターメンテナンス部門の有無

アフターメンテナンスは、新築時の担当者ではなくアフター専門の担当者に代わる場合があります。担当者が代わってしまうと不安な気持ちになるかもしれませんが、メンテナンスは専門性が高い技術のため、むしろ専任担当者がつく方が安心できます。

建築後も安心して住み続けられるように、点検やメンテナンス、必要に応じた手直しや補修を実施するアフターメンテナンス部門があるかを事前に確認しましょう。

アフター保証制度

現在では、住宅の品質確保に関する法整備が行われ、どのハウスメーカーでもアフター保証制度が充実しています。ハウスメーカーによっては法令基準を満たすだけでなく、それ以上の保証体制を整えている場合が多くあるため、各ハウスメーカーの保証制度について比較・検討しましょう。

ヤマダホームズは、ヤマダホールディングスグループの安定基盤で、安心の最長60年保証。建物の状態を定期的に確認し、住宅のコンディションを整えるサポートをいたします。
https://yamadahomes.jp/products/concept/warranty-support/

ハウスメーカーを選ぶ際にやってはいけないこと

ハウスメーカーを選ぶ際は、確認しておきたいことと同時に避けておきたいことを知っておきましょう。

知名度だけで選んでしまう

TVCMなどでよく名前を聞く有名なハウスメーカーも多く存在します。しかし、有名なハウスメーカーが必ずしもご自身に合うとは限りません。デザインや予算などによっては、他のハウスメーカーの方が合っていることもあります。

HPや資料を確認したり見学会に参加したりして、複数のメーカーで比較検討を行いましょう。

坪単価など一部の金額を軸に決めてしまう

坪単価で提示されているとお得に感じることがあるでしょう。しかし、坪単価はメーカーによって含んでいるもの/含んでいないものが異なり、単純に比較しても実際の建築費とは一致しない場合があります。

建築予算については、坪単価など一部の金額を軸に決めるのではなく、総額で比較する必要があります。契約前の見積もりについてもメーカーにより条件が異なっており、契約後に決定する内容次第で最終金額が大きく変わってしまうこともあります。見積もり段階で増える可能性のある金額についてもなるべく詳しく質問しておきましょう。

提案内容をよく検討せず決めてしまう

安いプランを提案されていても、オプション追加で割高になるケースもあります。料金については、何が含まれているのかなどをよく確認しておきましょう。そのためには、プラン内容が明確になっているかどうかも重要です。「当然ついているだろう」と考えていたものがオプションだった、ということもありますので、心配なものは確認するようにしておきましょう。

含まれていない場合がある例) 網戸/バルコニー/外部水栓/シャッターなど

おわりに

今回は、ハウスメーカー選びのポイントをご紹介しました。

各ハウスメーカーの違い・特徴を理解し、ご自身の希望条件と照らし合わせることで最適なハウスメーカーを選ぶことができます。理想の住まいづくりを実現するためにも、確認するべきポイントを押さえてハウスメーカーを選びましょう。

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