2022.07.11注文住宅とは

注文住宅は土地探しから!土地探しの手順や気を付けたい周辺環境などをご紹介

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注文住宅

注文住宅は自由度が高く、理想の住居を建てられるところが魅力です。ただし、土地を既に持っている方以外は土地探しから始めなければなりません。
この記事では、注文住宅を建てるための土地探しの手順や、気を付けたい住まいの周辺環境などについてご紹介します。

土地探しの手順

注文住宅を購入する際、土地が決まっていれば半年程度で住宅を完成させることが可能です。
しかし、土地探しから始める場合は、その分の時間がかかってくるため、完成まで1年ほど期間を見ておきましょう。

土地探しの方法

注文住宅の土地探しの方法注文住宅用の土地を探す場合、4つの方法があります。

インターネットで探す

インターネットの不動産情報サイトでは、さまざまな土地情報を手軽に閲覧することができます。まずはインターネットで希望するエリアの価格相場などの情報を収集してみましょう。ただし、インターネットにある情報が必ずしも最新とは限りません。周辺の様子や雰囲気も掴みにくいため、参考程度に留めておきましょう。

現地に足を運ぶ

建築を希望するエリアが近くにある場合は、実際に足を運んで自分で探す方法もあります。交通や生活の便など、周辺環境を確認しながら土地探しができるので、購入時の判断がスムーズになります。インターネットに公開されていない売地や空地は意外に多く、掘り出し物が見つかるかもしれません。

不動産会社に相談する

土地の仲介をおこなっている不動産会社は、インターネットに掲載していない、その不動産会社しか知らない情報を保有している場合があります。注文住宅を建てたい地域にある不動産会社へ相談し、希望に応じた土地情報をリストアップしてもらうことができます。

ハウスメーカーに相談する

ハウスメーカーは家を建てる専門会社ですが、建築だけでなく土地探しの相談に乗ってくれる所もあります。ハウスメーカーであれば、建てたい注文住宅に適していて、かつ希望条件に近い土地を探すことが可能です。また、自社の建築条件付き土地を保有している場合もあるため、注文住宅を希望する方は、まずハウスメーカーに相談することをおすすめします。
ハウスメーカーであれば土地代と建物代をまとめて予算設定することができるので、注文住宅にかかる費用の全体を把握することができ、思わぬ出費などの不安を取り除くことができます。
また、注文住宅購入時に住宅ローンを組む場合の、融資手続きに必要な見積書や設計図書などの提出もハウスメーカーが対応してくれるため、手続きがスムーズに進むメリットもあります。

ヤマダホームズでは、土地探しから資金計画まで、注文住宅に関わる全てのご相談を受け付けております。ぜひお気軽に個別相談会へお申し込みください。

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土地探しの手順

注文住宅を建てる際に必要な土地探しの手順を解説します。まずは土地に求める希望条件を整理することから始めましょう。

エリアと予算を決める

交通・生活の利便性や周辺環境などを考慮してエリアを決めましょう。自治体の特徴・お子さんの学区もしくは転校・通勤時間(最寄り駅、最寄り駅からの距離、バス便)なども考慮する必要があります。
エリアとともに土地の購入にかけられる予算を決めていきましょう。
なお、土地の購入には土地代以外の手数料や税金といった費用も発生するため注意が必要です。

条件に優先順位をつける

土地探しの前に、土地に求める条件の優先順位を考えましょう。家を建てる目的を明確にし、叶えたい条件に優先順位をつけます。条件が多いと土地が見つからないことがあるため、最も重視したい条件を3つほど絞ることをおすすめします。

不動産会社、ハウスメーカーと条件に合う土地探し

条件や優先順位が決まったら、不動産会社やハウスメーカーと条件に合う土地探しを行います。土地の候補が出たら、実際に足を運び利便性や環境等の確認を行いましょう。

土地の調査

条件に合う土地が決まったら、建築依頼先のハウスメーカーや工務店などから、敷地調査の案内があります。敷地調査では、購入する敷地に希望の住宅が建てられるのかを法的観点から調べます。住宅は法律に則して建てなければなりません。

土地探しの基礎「建ぺい率」「容積率」に関しては下記のコラムでご紹介しています。
土地探しの基礎「建ぺい率(建蔽率)」「容積率」とは?理想の家を建てるには

土地探しの際に気を付けたい周辺環境や条件

気をつけたい周辺環境や条件

土地の立地・周辺環境

駅やバス停からの距離、スーパーや郵便局・病院など生活に必要な施設が近くにあるかどうか確認しましょう。子育て世代の方は保育施設・学校までの距離や通学の利便性、治安の良さの確認も必要です。また、周辺にゴミ焼却場や下水処理場、危険物を取扱う工場など、嫌悪施設がないかも必ず確認しておきましょう。

土地の形と方角

一般的に、日当たりの良い南向きや東向きの土地は人気で、坪単価も高い傾向にあります。土地の形や方角が求める優先条件を満たしていても、購入予算をオーバーしてしまうと建物に掛けられる費用を削ることになります。優先条件と購入予算のバランスを見て決めましょう。

土地の高低差

高低差がある土地は比較的安価な傾向があり、購入を検討する方も多いでしょう。設計によっては外から家の中が見えにくいなど高低差を利用した住まいづくりが可能です。
その一方で、住宅の建築費用が高くなりやすい傾向があります。これは、土地を宅地化する場合に発生する造成工事などの費用がかさむためです。土地自体は安くてもトータルの費用で割高になってしまうこともあるでしょう。また、住宅のバリアフリー化がしにくく、高齢の家族が住みにくい場合もあります。高低差の土地を購入する際は、将来のことを十分考えましょう。

土地の境界線

住宅を建てる際、土地の境界がはっきりせず、隣近所の方とトラブルに発展することがあります。トラブルを防ぐためにも、登記簿だけでなく確定測量図や現地の境界標を確認しておきましょう。

災害のリスク

建てる場所の近辺で、過去に浸水や土砂崩れといった災害があったか、国土交通省「ハザードマップポータルサイト」で災害のリスクを確認し、万が一に備えた家づくりを考えましょう。

土地探しの3つのコツ

1.ライフステージごとに実現したい暮らしをイメージする

今後20年以上居住することを考え、将来のライフステージごとに実現したい暮らしをイメージしましょう。「結婚した時」や「子どもが生まれた時」、「子どもの進学」、「両親との同居」、「定年後夫婦だけの生活」など、ライフステージごとにどのような生活をしたいかをイメージすると、土地に求める条件が絞られてきます。条件をいくつか絞ったら優先順位をつけておきましょう。土地選びで妥協せざるを得ない場合、優先度の低い条件は代替案を考えるようにすると、土地の選定がしやすくなります。

2.土地形状のメリット・デメリットを知る

角地・中地の特徴土地形状には様々な種類があるので、それぞれのメリット・デメリットを把握しておくことが大切です。中でも道路に接する面に違いがある、角地(かどち)と中間画地(ちゅうかんかくち)についてご紹介します。

【角地】

交差する2つの道路に接している角の土地のこと。

角地のメリット 角地デメリット
・日当たりが良く開放感がある
・間取りの自由度が高い
・建ぺい率の緩和措置がある
(自治体によって異なる)
・資産価値が下がりにくい
・購入費用や建築コストがかかる
・断熱・遮熱対策が必要
・車に関する注意点が多い
・3階建てが建てられない場合もある
(斜線制限)
・プライバシー対策が必要

周囲の建物との隣接面が少ない角地には、日当たりの良さや間取りの自由度といったメリットがあるため、これらを活かしてより快適なマイホームを実現できるでしょう。将来的な資産価値を考える上でも有効といえます。
一方で、土地の購入費用や建築コストが高くなるといったデメリットもあります。2つの道路に接しているため、プライバシー対策や断熱性能の向上なども必要になるでしょう。

【中間画地】

三方が囲まれ、敷地の一面だけが道路に接している土地のこと。

中間画地メリット 中間画地デメリット
・購入費用や建築コストが少ない傾向
・プライバシーを守りやすい
・防犯リスクが高い
・間取りの自由度が少ない
・開放感が少ない

土地が囲まれている中間画地は、角地に比べ土地にかかる購入費用や建築コストを抑えることができる場合もあります。また隣地と接している面が多いので、プライバシーを守りやすいなどのメリットもあります。その反面、間口が狭い場合などは、奥まった部分が人目につきにくく防犯リスクが高い、間取りの自由度や開放感が少ない、といったデメリットもあります。

土地形状のメリット・デメリットを比較し、理想のマイホームを実現できる土地かどうか、よく検討してください。
土地には形状だけでなく、様々な建築規制があります。規制によっては、その土地に建てられる家の広さや高さ、外観の色やデザインにも制限が生まれる場合があるため、必ず確認しましょう。

土地購入前に知っておきたい!土地にかかるさまざまな制限・法規制について

3.自分で確認する

土地購入の際、不動産会社などに説明義務があるのは、宅建業法上の重要事項説明に該当する部分(ハザードマップ、土地の権利関係、土地に係る規制、ライフラインの有無など)のみです。生活面に関係する周辺環境の雰囲気や交通量などは、自身で確認する必要があります。
また、不動産会社は、その土地に適した建物配置や間取りなど、住宅の詳細については説明できないケースがほとんどです。既に建築を依頼するハウスメーカーや工務店が決まっている場合は、土地見学の際、建築依頼先に同行してもらうことをおすすめします。希望する住宅が予算内で建築できるかどうか、生活しやすい配置や間取りが叶えられるかどうか、注文住宅で実現したい理想のマイホームづくりができる土地かどうかを総合的に判断してもらえます。

まとめ

土地購入は人生で一度の買い物となる方が多いでしょう。理想のマイホームを建てるためには、実現したい暮らしをイメージしたり、土地の種類を知っておくことが大切です。
土地探しは不動産会社にお願いするイメージがあるかもしれませんが、ハウスメーカーに土地探しを依頼すると、「家づくりのプロ視点」で予算や条件に合った土地を探してくれます。予算内で理想の注文住宅を実現したい方は、ハウスメーカーに依頼してみましょう。

ヤマダホームズは、お客様の夢を叶えるために、土地探しから選定、購入手続きまで、一貫してサポートいたします。土地探しでお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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