おしゃれでかっこいいガレージを実現!ガレージのメリットと内装アイデア術をご紹介
おしゃれでかっこいいガレージは、車好きの方なら誰もが憧れるものです。家を建てるなら、夢が詰まったガレージも手に入れたいと考えている方も多いでしょう。
そこで今回は、ガレージを持つメリットと、ガレージの内装アイデアをご紹介します。ぜひガレージ設計の参考にしてください。
目次
ガレージにはメリットがたくさん!便利でおしゃれなガレージを作ろう!
かっこいいガレージに停まっている車は、高級でおしゃれに見えますが、ガレージには見た目のかっこよさだけでなく、多くの実用的なメリットがあります。
どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
汚れや傷から車を守る
ガレージに入庫していれば、雨風や黄砂、鳥のフンなどの汚れから車を守れます。台風などの災害時にも、風で飛ばされたものが車にぶつかって傷がついたり、へこんでしまったりする心配もありません。きれいな状態で保管しておけることはもちろん、売却の際にも有利になるでしょう。
雨の日の乗り降りに便利
屋外と違い、雨や雪が降っていても濡れずに乗り降りができるため、特に小さな子どもがいる場合は非常に便利です。雨によってヘアセットや衣服が乱れることもありません。荷物がたくさんあっても、濡らさずに積み下ろしができるところもうれしいポイントです。
天候に関係なく点検・掃除ができる
エンジンルームの点検やタイヤの交換、車内の掃除など、車のメンテナンスを天候に関わらずいつでもできます。
紫外線や日光から車を守る
強い紫外線は、車の塗装の劣化を引き起こし、色褪せや表面が粉を吹いたようになる「チョーキング現象」の原因となります。また、長時間日光に当たっていると車内が高温になり、乗車時に車内を冷やすのに時間がかかってしまいます。ガレージがあれば、紫外線や日光から大切な車を守り、夏場も比較的快適に乗車ができるでしょう。
防犯対策になる
シャッター付きのガレージなら、車上荒らしや盗難、いたずらによる破損などの犯罪防止対策も可能です。より防犯性を高めるなら、シャッターに鍵を付けたり、ガレージ内に防犯カメラを設置したりしましょう。
駐車スペース以外にも活用できる
ガレージは車を停めておく以外にも、多彩な活用ができるスペースです。
・アウトドア用品の倉庫
・子どもの屋外用おもちゃの保管場所
・自転車、バイクの駐輪
・日曜大工の作業スペース
・洗濯物干し場
・雨の日のペットの居場所
カスタマイズして秘密基地のようにしたり、趣味のグッズをおいて趣味部屋にしたりするのもおすすめです。
どんなガレージにする?おしゃれなガレージの作り方
一口にガレージと言っても、好みやライフスタイルに応じて多種多様なデザインを取り入れることができます。おしゃれなガレージの例をご紹介するので、ぜひガレージ設計の参考にしてください。
ビルトインガレージがおしゃれ
家の一部に組み込まれたビルトインガレージは、インナーガレージとも呼ばれており、特に車好きの人から人気のスタイルです。ビルトインガレージから発車する瞬間は都会的でかっこよく、駐車中はいつも身近に車を感じられます。
庭の広さが足りない場合、ビルトインガレージにすることで駐車スペースが確保できるというメリットもあります。
生活空間と一体化したガレージ
部屋の中からいつでも車を眺められる、生活空間と一体化したガレージに憧れている方も多いのではないでしょうか。おしゃれな映画やドラマでは、リビングの横にガラス張りのガレージが設置されている光景を見かけます。壁やガラスで仕切らず、直接玄関やエントランスに駐車スペースを設けるのも、ギャラリーのようでとても素敵です。
ガレージと生活空間と一体化させ、車を家のインテリアとして取り入れるのも、かっこいいガレージにするひとつの方法です。
開放感のあるガレージ
ガレージはオープンな駐車スペースと違い、狭くて暗い雰囲気になりやすい場所です。そのため、開放感のあるガレージにしたいと考える方もいらっしゃるかもしれません。開放感のあるガレージにするには、シャッターを開けると庭と一体化する・ガレージに大きな窓を取り付ける、などの方法があります。
定番のアメリカンスタイル
ガレージと聞いて一番に思いつくのが、ヴィンテージライクなアメリカンスタイルではないでしょうか。カラフルな工具やステッカーが並び、ネオンのライトの下にはちょっとしたバーカウンター。
アメリカンスタイルのガレージなら、ものが少し散らかっているのも味になるので、よく使う工具などを置きっぱなしにしていてもおしゃれに見えるでしょう。
モダンでスタイリッシュなガレージ
都会的な雰囲気を演出するなら、シンプルモダンなガレージがおすすめです。色調はベーシックな1~2色で統一し、余計な装飾はせず、できるだけシンプルにするのがポイント。無機質なコンクリート打ちっぱなしの壁もおしゃれです。
シンプルにこだわったガレージが、車の曲線美やカラーの美しさをより一層引き立てます。
おしゃれでかっこいいガレージ作りの内装アイデア術
ガレージを作るなら、部屋のように内装やインテリアも楽しみましょう。おしゃれでかっこいいガレージを叶える内装アイデアをご紹介します。
まずは壁にこだわろう
ガレージの雰囲気を大きく左右するのが壁です。色はもちろん、壁の素材にもこだわって選びましょう。
【木・木目調】
木材や木目調の壁は、ナチュラルで高級感のある雰囲気をもたらします。ダークな木材ならシックに、明るい木材なら温かく優しい雰囲気に、白系なら北欧テイストと、選ぶカラーによって雰囲気が変わります。
【光沢のある壁】
光沢のある壁を使えば、高価な車を扱うカーディーラーのようにエレガントな雰囲気に。光を反射するため、ガレージ内を広く見せる効果もあります。
【コンクリート打ちっぱなし】
重厚感があり、都会的で洗練された雰囲気を持つコンクリート打ちっぱなしの壁。住居に取り入れるのは難易度が高いですが、ガレージならチャレンジしやすいのもポイントです。
【カラフルな壁】
赤や黄色、緑など、好きな色を使ったカラフルな壁も個性的でおすすめです。全面を塗るのではなく、ベーシックな壁の一面をアクセントウォールとしてデザインするとおしゃれにまとまります。
照明でガレージのムードが変わる
上手に照明を活用すれば、ガレージの雰囲気を一気にかっこよくできます。ただし、ガレージを使う用途によって適した照明が異なるので、どの照明が用途に適しているかチェックしておきましょう。
【ガレージ内で作業をしたい】
車の点検や日曜大工など、細々した作業をガレージ内で行いたいなら、できるだけ明るくハッキリ見える照明を使いましょう。オレンジ色の白熱灯よりも、蛍光灯のように白く明るい照明がおすすめです。
【車を眺めたい】
愛車を眺めることが目的なら、ムーディーな白熱灯がおすすめです。作業が必要になったときのことも考えて、調光できるLEDを使うのも良いでしょう。
【車を美しく見せたい】
車の美しさを堪能したい場合には、足元を照らすダウンライトを取り入れてみましょう。天井のライトとダウンライトを組み合わせることで、光が美しいアーチを描き、車のボディラインを引き立てます。
【ガレージのインテリアを楽しみたい】
部屋のようにガレージのインテリアを楽しむなら、照明のデザインにもこだわりましょう。おしゃれな形の照明器具や間接照明、アメリカンスタイルならネオンを取り入れるのもおすすめです。
見せる収納で個性を主張
部屋のインテリアとしても人気が高い「見せる収納」を、ぜひガレージにも取り入れてみましょう。工具を壁掛けにする・自転車を壁にかける・お気に入りの靴や本を並べるなど、収納物を見せるように収納すると、個性的でおしゃれなガレージに仕上がります。
おわりに
「ガレージは車を停める場所」という考えにとらわれず、部屋と同じようにインテリアや内装デザインを楽しむことが、かっこいいガレージを作るポイントです。絵画を飾ったり、テーブルや椅子を置いたりして、ガレージの一部を団らんの場所にするのも素敵です。
ガレージでどんなことを楽しみたいのかを家族で話し合い、それに合うおしゃれでかっこいい空間を作りましょう。